“マリオットリワード”דspg” 新プログラムのホテルカテゴリーが遂に決定(6/29発表)
2018年4月17日、世界最大のホテルグループであるマリオット・インターナショナルから、傘下の会員制プログラムである「マリオット・リワード」と「スターウッド・プリファード・ゲスト(spg)」の統合がついに発表されました。
この新プログラムでは、これまでマリオット、ザ・リッツ・カールトン、spgがそれぞれ独自に定めていたホテルグレードが「カテゴリー」という名称で、ひとつに統合されます。
本記事では、新プログラムから適用される日本国内の全ホテルの「カテゴリー」についてご紹介いたします。また、よりおトクにポイント宿泊するために押さえておきたい事項について徹底解説いたします。おトクに賢く上質な旅を実現しましょう。
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新プログラムのフリーナイトアワードチャート
2018年8月から始まる新プログラムでは、これまでマリオット、ザ・リッツ・カールトン、spgがそれぞれ独自に定めていたホテルランクが、ひとつに統合されます。ホテルランクの名称は「カテゴリー」に統一され、そのグレードに応じて1~8までの8段階制となります。8が最上位のランクとなります。
Today, Marriott Rewards has 9 hotel redemption categories, The Ritz-Carlton Rewards has 5 and SPG has 7. In August, all hotels will be placed in one Award Chart with 7 Categories. An 8th category will be added in early 2019.
新プログラムでは、2019年からカテゴリー8とオフピーク、ピークが新設されます。ホテルの新カテゴリーは、6月29日に公表されたばかりです。その他、新プログラムの要点は以下のとおりです。
- 特典除外日(ブラックアウト期間)なし
- キャッシュ+ポイントで現金とポイントを組み合わせた宿泊が可能
- 4泊分のポイントで5泊滞在が可能(1泊無料)
- ポイントを使ってスイート等より高いグレードへの客室アップグレードが可能
以下は、新カテゴリー別の無料宿泊に必要なポイント数をまとめたフリーナイトアワードチャートとその解説です。
- 2018年8月から2018年内のポイント宿泊には、新プログラムのフリーナイトアワードチャートのスタンダードレートが適用される
- 2018年中は、カテゴリー8のホテルにもカテゴリー7のスタンダードレートが適用される。(1泊25,000ポイント少ないポイント数で宿泊できるチャンス)
- 2019年上旬からカテゴリー8、ピーク、オフピークのレートが適用開始
- 新プログラムの開始後でも、新プログラム開始前に予約した無料宿泊は現在のレートが適用可能(もし現在のレートより新プログラムのレートの方がおトクな場合は、予約のやり直しが有効)
カテゴリー |
スタンダード |
オフピーク (2019年) |
ピーク (2019年) |
---|---|---|---|
1 | 7,500 | 5,000 | 10,000 |
2 | 12,500 | 10,000 | 15,000 |
3 | 17,500 | 15,000 | 20,000 |
4 | 25,000 | 20,000 | 30,000 |
5 | 35,000 | 30,000 | 40,000 |
6 | 50,000 | 40,000 | 60,000 |
7 | 60,000 | 50,000 | 70,000 |
8(2019年) | 85,000 | 70,000 | 100,000 |
遂に明らかになった国内ホテルの新カテゴリー(6月29日)
遂にマリオットリワードとspgが統合された新プログラムに参加する世界中のホテルの新カテゴリーが発表されました。ここでは、日本国内にある全41ホテルの新カテゴリーとポイント宿泊に必要なポイント数の増減について解説します。
必要なポイント数の増減別の分類
新プログラム移行前と比較したポイント数の増減別にホテルを分類すると以下のとおりです。
- 増加するホテルが14軒
- 減少するホテルが15軒
- 増減なしが12軒
必要なポイント数が最も増えたホテル
ポイント数が最も増えたホテルは15,000ポイントアップの以下のホテルです。新プログラム移行前に予約しておくことをおすすめします。
必要なポイント数が最も減ったホテル
ポイント数が最も減ったホテルは10,000ポイントダウンの以下のホテルです。新プログラム移行後に予約することをおすすめします。
- ウェスティンホテル東京
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
- シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
以下は、カテゴリーが高い順にホテルを並べたものです。
ホテル |
カテゴリー |
ポイント |
変更後 | 変更前 |
---|---|---|---|---|
ザ・リッツ・カールトン東京 | 8 | +15,000 | 85,000 | 70,000 |
ザ・リッツ・カールトン京都 | 8 | +15,000 | 85,000 | 70,000 |
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町ラグジュアリーコレクションホテル |
8 | -5,000 | 85,000 | 90,000 |
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル 京都 |
8 | -5,000 | 85,000 | 90,000 |
セントレジスホテル大阪 | 8 | -5,000 | 85,000 | 90,000 |
ザ・リッツ・カールトン沖縄 | 7 | +10,000 | 60,000 | 50,000 |
ザ・リッツ・カールトン大阪 | 7 | 0 | 60,000 | 60,000 |
ウェスティン ルスツリゾート | 7 | 0 | 60,000 | 60,000 |
シェラトン都ホテル東京 | 6 | +14,000 | 50,000 | 36,000 |
オキナワ マリオットリゾート&スパ | 6 | +10,000 | 50,000 | 40,000 |
ルネッサンス・オキナワ・リゾート | 6 | +10,000 | 50,000 | 40,000 |
大阪マリオット都ホテル | 6 | +10,000 | 50,000 | 40,000 |
ザ・プリンス さくらタワー東京オートグラフコレクション | 6 | +10,000 | 50,000 | 40,000 |
東京マリオットホテル | 6 | +10,000 | 50,000 | 40,000 |
ウェスティンホテル東京 | 6 | -10,000 | 50,000 | 60,000 |
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル | 6 | -10,000 | 50,000 | 60,000 |
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート | 6 | -10,000 | 50,000 | 60,000 |
キロロトリビュートポートフォリオホテル 北海道 | 5 | +5,000 | 35,000 | 30,000 |
名古屋マリオットアソシアホテル | 5 | +5,000 | 35,000 | 30,000 |
シェラトン都ホテル大阪 | 5 | +5,000 | 35,000 | 30,000 |
神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ | 5 | +5,000 | 35,000 | 30,000 |
ウェスティンホテル淡路リゾート&コンファレンス | 5 | +5,000 | 35,000 | 30,000 |
コートヤード・マリオット銀座東武ホテル | 5 | 0 | 35,000 | 35,000 |
モクシー東京錦糸町 | 5 | 0 | 35,000 | 35,000 |
コートヤード新大阪ステーション | 5 | 0 | 35,000 | 35,000 |
モクシー大阪本町 | 5 | 0 | 35,000 | 35,000 |
軽井沢マリオットホテル | 5 | 0 | 35,000 | 35,000 |
富士マリオット・ホテル山中湖 | 5 | 0 | 35,000 | 35,000 |
伊豆マリオットホテル修善寺 | 5 | 0 | 35,000 | 35,000 |
ルネッサンス・リゾート・ナルト | 5 | 0 | 35,000 | 35,000 |
琵琶湖マリオット・ホテル | 5 | 0 | 35,000 | 35,000 |
南紀白浜マリオットホテル | 5 | 0 | 35,000 | 35,000 |
シェラトン北海道キロロリゾート | 5 | -1,000 | 35,000 | 36,000 |
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ | 5 | -1,000 | 35,000 | 36,000 |
シェラトングランドホテル広島 | 5 | -1,000 | 35,000 | 36,000 |
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート | 5 | -1,000 | 35,000 | 36,000 |
ウェスティンホテル仙台 | 5 | -1,000 | 35,000 | 36,000 |
ウェスティンホテル大阪 | 5 | -1,000 | 35,000 | 36,000 |
ウェスティン都ホテル京都 | 5 | -1,000 | 35,000 | 36,000 |
コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション | 5 | -5,000 | 35,000 | 40,000 |
フォーポイントバイシェラトン函館 | 4 | -5,000 | 25,000 | 30,000 |
各ホテルの新カテゴリーは、こちらからご確認いただけます。
よりおトクにポイント宿泊するには?
発表された情報を利用者目線でポイントを整理すると以下のとおりとなります。
- ポイント数が増加するホテルは、新プログラム移行前に予約
- ポイント数が減少するホテルは、新プログラム移行後に予約
- カテゴリー8は、新プログラム移行後から2018年12月末までに予約
ポイント宿泊に必要なポイント数は、カテゴリー8が85,000ポイント、カテゴリー7は60,000ポイントです。その差は、25,000ポイントにも及びます。カテゴリー8は、2018年の間は、カテゴリー7として扱われます。つまり、カテゴリー8のホテルに25,000ポイント分おトクに無料宿泊ができるチャンスということです。
日本国内のカテゴリー8に該当するのは、以下の5つのホテルです。
- ザ・リッツ・カールトン東京
- ザ・リッツ・カールトン京都
- セントレジスホテル大阪
- ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町ラグジュアリーコレクションホテル
- 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル 京都
貯まったポイントを活用して、おトクに最上級のホテル滞在を楽しむチャンスです。この機会にご利用を検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみにポイントは購入することもできます。
まとめ
- ポイント宿泊の必要ポイント数が変更されるタイミングは2回
- 1回目は、新プログラム移行時の2018年8月
- 2回目は、カテゴリー8、オフピーク、ピーク適用開始の2019年初旬
- どのタイミングで予約すれば一番おトクか把握しておくことが必要
- 2018年8月から12月にカテゴリー8を予約するのが一番おトク
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