“マリオット・リワード” 2018年2月 プラチナチャレンジ達成 気になる有効期限の真相

マリオット・リワードの最上級ステータスであるプラチナエリート。この最上級ステータスを取得する裏ワザであるプラチナチャレンジ。このチャレンジを達成することで、あなたも高級ホテルでVIP待遇される特権を手にすることができます。今年が最後のチャンスとも言われております。本記事では、そんなマリオット・リワードのプラチナチャレンジについてご紹介いたします。上質なホテルライフを満喫したい方は、ぜひチャレンジしてみてください。

マリオット・リワードとは？

マリオット・リワードは、世界最大のホテルグループのマリオット・インターナショナルが提供する会員制プログラムです。誰でも無料で会員登録することができ、会員ステータスに応じた様々な特典を楽しむことができます。

会員ステータスは、リワード会員、シルバーエリート、ゴールドエリート、プラチナエリートの４段階に分かれており、年間の宿泊実績に応じてステータスが決まります。最上位のプラチナエリートの場合、年間７５泊以上がステータス獲得の要件となります。

プラチナチャレンジとは？

通常、プラチナエリートのステータスを獲得するためには、年間75泊以上の宿泊が必要になります。年間75泊とは、1年間の2割をホテルで過ごす計算になります。仮に毎週1泊しても年間75泊は達成できません。一般的な会社員が達成するには、かなり厳しい要件です。

そこで登場するのが、プラチナチャレンジです。マリオットリワードの非公開プロモーションであるプラチナチャレンジにエントリーすることで、通常の獲得要件に比べて遥かに簡単にプラチナエリートのステータスを獲得することが可能です。

プラチナチャレンジの参加条件

• ゴールドエリート会員であること
• 過去１２ヶ月間プラチナチャレンジを実施していないこと

プラチナチャレンジの達成条件を満たせなかった場合、以後１２ヶ月間は再エントリーできないので、達成条件を満たせる場合に参加することを推奨します。

通常、ゴールドエリートのステータスを獲得するためには、年間５０泊以上の宿泊が必要になります。これも一般的な会社員が達成するには厳しい要件です。

でもご安心ください。アメリカン・エキスプレス社が発行するクレジットカードのspgアメックスを手に入れることで、無条件でゴールドエリートのステータスを獲得することができます。

こちらの記事で最もおトクな入会方法のご紹介など、spgアメックスの徹底解説をしております。

プラチナチャレンジの前提知識

こちらでは、プラチナチャレンジに挑戦する前に知っておくべき基本的な情報をご紹介します。

スターウッドホテル＆リゾートの買収

2016年４月にマリオットホテルを運営するマリオット・インターナショナルがシェラトン、ウェスティン等を運営するスターウッドホテル＆リゾートを買収したことにより、両者の会員プログラムのステータスマッチが可能となりました。

ステータスマッチとは？

ステータスマッチにより、両者の会員プログラムであるマリオット・リワードとスターウッドプリファードゲスト（spg）のステータスが同等に扱われることになりました。例えば、マリオット・リワードのシルバーステータスとspgのゴールドステータスを同時に保持している場合は、両方の会員プログラムで、より高いステータスが適用されます。この場合、両方の会員プログラムでゴールドステータスが適用されます。

このステータスマッチを上手に利用することで、最速でプラチナチャレンジを達成することができます。spgアメックスを発行すると、spgのゴールドエリートステータスが自動付帯します。これにステータスマッチを活用することで、マリオット・リワードとザ・リッツ・カールトン・リワードのゴールド会員も獲得することができます。

プラチナ会員の特典

それでは、spg、マリオット・リワード、ザ・リッツ・カールトン・リワードの順にプラチナ会員の主な特典についてご紹介します。

spgの「プラチナプリファードゲスト」 特典

• 午後４時までのレイトチェックアウト
• 空室の中で最も良い客室へのアップグレード（スタンダードスイートを含む）
• 選択式ウェルカムギフト
  （ボーナススターポイント、コンチネンタルブレックファスト、ローカルアメニティー）
• 宿泊費１米ドルあたり４ポイントのスターポイント獲得
• 無料のヘルスクラブ、クラブレベル、エグゼクティブレベルの利用
• 無料インターネットアクセス

マリオットリワードの「プラチナエリート」特典

• 午後４時までのレイトチェックアウト
• 客室アップグレード
• ラウンジアクセス
• 朝食（２名分）
• ボーナスポイントのアライバルギフト、飲食物のアメニティ、またはマイレージプログラムのマイル
• 宿泊費１米ドルあたり１０ポイント＋５０％追加ボーナスポイントの獲得
• 無料インターネットアクセス

ザ・リッツ・カールトン・リワードの「プラチナエリート」特典

• プライオリティレイトチェックアウト
• 客室アップグレード（スイートとクラブレベルは対象外）
• アライバルギフト（1,000ボーナスポイントまたは500マイル）
• 宿泊費１米ドルあたり１０ポイント＋５０％追加ボーナスポイントの獲得
• 無料インターネットアクセス

達成条件

• チャレンジ開始日から３ヶ月後の月末までに（開始月＋３ヶ月）
• マリオットリワード公式サイトから予約をして（他社旅行予約サイトからの予約は対象外）
• 支払いを伴う宿泊を９滞在行うこと（宿泊ではなく滞在である点に注意が必要）

チャレンジ対象期間が最長となる開始日

• 開始日を２日にすると、対象期間が最長（約４ヵ月）になります。

 

チャレンジの対象期間は、開始日が11月2日の場合、11月2日から翌年2月末までとなります。この場合、実質的な対象期間は約４ヵ月です。一方で、開始日が11月1日の場合、対象期間は11月1日から翌年1月末までの３ヵ月となります。開始日は、参加申込時に選択可能です。

他社予約サイト等からの予約は対象外

マリオットリワード公式サイトから予約した宿泊のみが対象となります。エクスペディアや一休.com等の旅行予約サイトやJTB、HIS等の旅行会社からの予約は対象外となりますので注意が必要です。

また、マリオットリワード公式サイトから予約した宿泊であっても、ポイントによる宿泊、ポイント＆キャッシュによる宿泊、キャンペーンで獲得した無料宿泊は、対象外です。

「泊」と「滞在」の違いに注意が必要

• 連泊せずに９泊した場合は、９滞在となる

最後に、「泊」と「滞在」の違いも注意が必要です。実は、ホテルの利用実績には、「泊」「滞在」の２種類の計測方法があります。「滞在」とは、同一ホテルに１泊以上連泊することを指します。つまり、同一ホテルに２連泊しても、１０連泊しても、それは１滞在として計測されます。ちなみに、同一ホテルに２連泊する際に、１泊ずつ分けて予約しても２滞在にはなりません。「滞在」数を増やすためには、異なるホテルに宿泊する必要があります。例えば、2月14日に東京マリオット、2月15日にコートヤード・マリオット銀座に宿泊した場合は、２滞在と計測されます。

プラチナチャレンジの参加方法

• マリオットリワードサービスデスクに電話を掛ける。
• プラチナチャレンジに登録したいと伝える。

私が、プラチナチャレンジの登録を申し込んだときは、会員番号を伝えて、即座に登録が完了しました。私の場合は、電話応対者からチャレンジに関する説明はなかったので、こちらから達成条件について確認をしました。どうやら、電話応対者によって対応の質にバラつきがあるようです。気になることはこちらから確認することを推奨します。

プラチナチャレンジの進捗確認方法

• チャレンジの進捗状況の確認方法は、サービスデスクでの確認のみ。 
• 達成条件を満たすと、即日プラチナ会員資格が付与される。

チャレンジの進捗状況の確認方法は、マリオットリワードサービスデスクに電話をして確認する必要があります。これが、唯一の確認方法です。心配な方は、宿泊実績がプラチナチャレンジの対象宿泊になっているかサービスデスクに確認してもよいと思います。

プラチナチャレンジの費用目安

• 最低宿泊数で９滞在を達成するためには、連泊なしで９泊する必要がある
• コストを抑えたい場合は、週末（金・土）を避けて、グレードの低いホテルに宿泊する

以上の条件で宿泊した場合のコスト目安は約９万円です。関東圏にお住まいの方の場合、上記条件を満たすホテルは「モクシー東京錦糸町」、 関西圏の場合、「モクシー大阪本町」でしょう。2017年11月1日にオープンしたばかりのためか、宿泊費の平均値がまだ安定していない印象を受けますが、東京近郊のホテルでは最安のホテルと言えます。

１人１泊税込で１万円程度で宿泊できるので、約９万円のコストでプラチナチャレンジの達成が可能です。

宿泊費用を抑える方法

• 夫婦などパートナーとプラチナチャレンジの費用を折半する。
• 「Look No Further」ベストレート保証制度を活用する。

私は、ホテル滞在を楽しみながらチャレンジ達成を狙うというスタンスでしたので、最安値のホテルの宿泊を繰り返すことはしませんでした。その代わりに、宿泊費用を抑えるためにベストレート保証制度「Look No Further」を多用しました。

こちらの記事で、 ベストレート保証の徹底解説をしております。

気になる有効期限の真相

プラチナエリートの取得時点と有効期限の関係については、様々な情報がネット上にあげられております。また、どの情報が正しいかも定かではありませんでした。特に２月にプラチナチャレンジを達成した場合の有効期限が、翌年の２月までなのか、はたまた翌々年の２月までなのかについては、いろいろな憶測がありました。

2018年２月にプラチナチャレンジを達成

そこで、2018年２月にプラチナチャレンジを達成することで、その真相を確かめることにしました。結論から申し上げると、有効期限は2020年２月まででした。

心配になったので、サービスデスクに２回確認しましたが、いずれも2020年２月まで有効との回答でした。もう少し詳しく確認したところ、以下のとおりとのことです。

• 2018年１月に達成した場合は、有効期限は2019年２月まで
• 2018年２月に達成した場合は、有効期限は2020年２月まで

まとめ

• マリオットリワードは、世界最大のホテルグループであるマリオット・インターナショナルが提供する会員制プログラム
• プラチナチャレンジにエントリーすることで、通常の獲得要件に比べて遥かに簡単にプラチナエリートステータスの獲得を狙うことができる
• エントリーするには、ゴールドエリート会員である必要がある
• クレジットカード「spgアメックス」を発行し、ステータスマッチを行うことで、即座にゴールドエリートステータスの取得が可能
• 最長約４ヵ月のチャレンジ対象期間中に公式サイトから予約した支払を伴う９滞在を完了させることで、プラチナエリートステータスを獲得できる

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